【奈津】
「先輩、木材取ってくれば良いんですか?」
「あぁ!よろしくたのむ」
先輩に頼まれ、俺は校舎の中へと向かう。
水無月は、サボりなのか姿が見えない。
でも、居ない方が静かでいいし。
イラつかなくてもすむ。
『木材は、確かこっちだったよな?』
「たしか、そうだったはずだけど」
でも、そこには数名の生徒達が集まって慌てていた。
「なんだ?」
『何かあったんじゃないのか?』
よく見れば、木材がその辺に散らばっていた。
「木材が倒れただけじゃないのか?」
でも、皆のこの慌てようはなんだ?
『ハヤテ!!!』
『る、ルル?!』
ルルが勢いよく突っ込んできた。
『いってぇ…、どうしたんだよいきなり』
ルルがここに居るってことは、望美も居るのか?
そう思った俺は、思わず望美の姿を探す。
だけど、望美の姿は見当たらない。
(てか、探すなよ俺は…)
ハヤテに突っ込んだルルは、何故か泣いていた。
『ど、どうしたんだよルル!』
『望美が!!』
「えっ…」
俺は、嫌な予感がした。
「先輩、木材取ってくれば良いんですか?」
「あぁ!よろしくたのむ」
先輩に頼まれ、俺は校舎の中へと向かう。
水無月は、サボりなのか姿が見えない。
でも、居ない方が静かでいいし。
イラつかなくてもすむ。
『木材は、確かこっちだったよな?』
「たしか、そうだったはずだけど」
でも、そこには数名の生徒達が集まって慌てていた。
「なんだ?」
『何かあったんじゃないのか?』
よく見れば、木材がその辺に散らばっていた。
「木材が倒れただけじゃないのか?」
でも、皆のこの慌てようはなんだ?
『ハヤテ!!!』
『る、ルル?!』
ルルが勢いよく突っ込んできた。
『いってぇ…、どうしたんだよいきなり』
ルルがここに居るってことは、望美も居るのか?
そう思った俺は、思わず望美の姿を探す。
だけど、望美の姿は見当たらない。
(てか、探すなよ俺は…)
ハヤテに突っ込んだルルは、何故か泣いていた。
『ど、どうしたんだよルル!』
『望美が!!』
「えっ…」
俺は、嫌な予感がした。



