聖夜くんのお陰で、元気になることが出来た。

「よしっ!頑張るぞ!」

『そのいきだよ!望美!』

シンクは、私の手に触れると、おまじないをかけてくれた。

『おまじない。望美が勇気にを貰えるように』

「ありがとう、ルル・シンク」

もう一度好きにならせてみせる。

有水や他の女の子なんかに渡さない。

絶対に―――