そして、また奈津は顔を赤くする。
「そ、そんな顔で俺を見るな!」
「なんで?」
「だ、だって!」
奈津は、私から視線を逸らす。
私何か変なことしたかな?
『これだから無自覚ど天然は…』
『これは、ある意味望美の技だよね』
『いい雰囲気だから、結果オーライ』
ルル達が見ていたことをすっかり忘れてて、恥ずかしさが後から込み上げてくる。
「と、とりあえず急ごう!電車の時間に遅れちゃう…」
「そ、そうだな…」
奈津は、私の手を握ってくれたまま、足早に駅へと向かった。
「奈津、さっき何を言いかけたの?」
「そ、それは…」
でも、やっぱりさっき言いかけた事は気になってしまう。
「か、可愛かったんだよ!望美のさっきの顔が!」
「えっ?!」
奈津に引き寄せられ、また互いの唇が重なる。
「んんっ?!」
「キスした後の顔が、凄く可愛いんだ…」
耳元で囁かれ、体中が熱くなる。
「わ、分かった!え、駅急ごう?!」
奈津は、ちょっと悪戯気に笑ったけど、それ以上は何も言ってこなかった。
「そ、そんな顔で俺を見るな!」
「なんで?」
「だ、だって!」
奈津は、私から視線を逸らす。
私何か変なことしたかな?
『これだから無自覚ど天然は…』
『これは、ある意味望美の技だよね』
『いい雰囲気だから、結果オーライ』
ルル達が見ていたことをすっかり忘れてて、恥ずかしさが後から込み上げてくる。
「と、とりあえず急ごう!電車の時間に遅れちゃう…」
「そ、そうだな…」
奈津は、私の手を握ってくれたまま、足早に駅へと向かった。
「奈津、さっき何を言いかけたの?」
「そ、それは…」
でも、やっぱりさっき言いかけた事は気になってしまう。
「か、可愛かったんだよ!望美のさっきの顔が!」
「えっ?!」
奈津に引き寄せられ、また互いの唇が重なる。
「んんっ?!」
「キスした後の顔が、凄く可愛いんだ…」
耳元で囁かれ、体中が熱くなる。
「わ、分かった!え、駅急ごう?!」
奈津は、ちょっと悪戯気に笑ったけど、それ以上は何も言ってこなかった。



