「親友は関係ないだろ!」
「教えてくれてもいいじゃん、奈津くん」
いや、教えたら絶対笑うだろ!
てゆか、話したくない…。
「もしかして、まだキスしてないとか言わないよな?」
「なっ…!」
ずばり図星を指された。
今から正直に言うが、俺は望美と付き合ってこの二年間、キスはしていない。
「まさかの図星なの奈津くん?!」
「……」
俺は、何も言い返せなかった。
「全く…、そうだろうと思っていた」
「思っていたってどういう意味だよ!」
「予想していたんだよ。お前のことだから、手を繋ぐことくらいしかしていないと思ってな」
また図星を指される。
「奈津くんって、もっと手が早いかと思っていたけど、結構奥手なんだね」
「べ、別いいだろ!俺の問題なんだから!!」
「良くない!」
玲緒は、眼鏡の奥を光らせる。
「キスの一つもしないカップルが、今後長続きすると思ったら、大間違いだぞ!!」
玲緒の迫力に、俺は思わず一歩下がる。
「望美さんだって、他の男の人に惹かれるかもしれないからな」
俺は、その言葉にイラッときた。
「そんなわけないだろ!望美に限ってそんなことない!」
「いや、分かんないよ」
翔は、そう言い柳原に目を向ける。
「だって、僕が史絵を構ってあげないと、あの子いじけちゃって他の男のところに行っちゃうんだ」
「いや、それただあいつがイケメン好きなだけだろ……」
「ま、それは置いておいて、よく見てみろ」
俺は、望美たちに目を向ける。
「あそこにいる奴ら、みんな望美さんたちを見ているぞ」
待てよ…、俺にはその視線は全部絛の方に向いていると思うんだが…。
そんなことを考えてみたが、よく見てみると男たちの数人は、望美に目を向けていた。
俺は、それを見て一瞬焦った。
「教えてくれてもいいじゃん、奈津くん」
いや、教えたら絶対笑うだろ!
てゆか、話したくない…。
「もしかして、まだキスしてないとか言わないよな?」
「なっ…!」
ずばり図星を指された。
今から正直に言うが、俺は望美と付き合ってこの二年間、キスはしていない。
「まさかの図星なの奈津くん?!」
「……」
俺は、何も言い返せなかった。
「全く…、そうだろうと思っていた」
「思っていたってどういう意味だよ!」
「予想していたんだよ。お前のことだから、手を繋ぐことくらいしかしていないと思ってな」
また図星を指される。
「奈津くんって、もっと手が早いかと思っていたけど、結構奥手なんだね」
「べ、別いいだろ!俺の問題なんだから!!」
「良くない!」
玲緒は、眼鏡の奥を光らせる。
「キスの一つもしないカップルが、今後長続きすると思ったら、大間違いだぞ!!」
玲緒の迫力に、俺は思わず一歩下がる。
「望美さんだって、他の男の人に惹かれるかもしれないからな」
俺は、その言葉にイラッときた。
「そんなわけないだろ!望美に限ってそんなことない!」
「いや、分かんないよ」
翔は、そう言い柳原に目を向ける。
「だって、僕が史絵を構ってあげないと、あの子いじけちゃって他の男のところに行っちゃうんだ」
「いや、それただあいつがイケメン好きなだけだろ……」
「ま、それは置いておいて、よく見てみろ」
俺は、望美たちに目を向ける。
「あそこにいる奴ら、みんな望美さんたちを見ているぞ」
待てよ…、俺にはその視線は全部絛の方に向いていると思うんだが…。
そんなことを考えてみたが、よく見てみると男たちの数人は、望美に目を向けていた。
俺は、それを見て一瞬焦った。



