「そうだ。
御剣の手前、早く事件を解決したい警察は、爆弾を運んだお前が犯人で、うっかり爆発に巻き込まれて死んだことにしたいようだ。
ま、このまま、何も起こらなければ、その線で行くんじゃないか?」
ああいう新米みたいな刑事に見張らせてること自体が、もう犯人は死んだと思っている証拠だ、と要は言う。
「ちょっと待ってください。
私がなんで、あづささんを――」
「御剣の跡継ぎの嫁になる女が妬ましかったとか言う理由なんじゃないのか?
実は、あづさは、お前の花屋に何度か行っていたらしいんだ。
それで、お前と親しくしていたようだと別の店員も証言している。
あの日も、花を作るの手伝おうかと言ったら、いや、いい、自分がやるから、と言ったらしくて。
親しい人間に作る花だったからなんだろうな。
警察はそれを爆弾を仕掛けるのを邪魔されたくないからと解釈しているようなんだが」
「そうなんですか?」
御剣の手前、早く事件を解決したい警察は、爆弾を運んだお前が犯人で、うっかり爆発に巻き込まれて死んだことにしたいようだ。
ま、このまま、何も起こらなければ、その線で行くんじゃないか?」
ああいう新米みたいな刑事に見張らせてること自体が、もう犯人は死んだと思っている証拠だ、と要は言う。
「ちょっと待ってください。
私がなんで、あづささんを――」
「御剣の跡継ぎの嫁になる女が妬ましかったとか言う理由なんじゃないのか?
実は、あづさは、お前の花屋に何度か行っていたらしいんだ。
それで、お前と親しくしていたようだと別の店員も証言している。
あの日も、花を作るの手伝おうかと言ったら、いや、いい、自分がやるから、と言ったらしくて。
親しい人間に作る花だったからなんだろうな。
警察はそれを爆弾を仕掛けるのを邪魔されたくないからと解釈しているようなんだが」
「そうなんですか?」



