憑代の柩

 先程の声から察していたが、彼女の背後に居たのは、衛の従兄の医師、要だった。

 いや……今、明らかに貴方が連れ込んだんですよね?

 助けていいものかどうか、迷うじゃないですか、と言ったら殴られそうなので黙っていた。