憑代の柩

 そのとき、何かの気配を感じた。

 思った位置とは違う場所に誰かが立っている。

 おや? と思った。

 衛が立っているのが逆さに見える。

 なんだか死ぬ程、怖いな、と思いながら、それを眺めていた。