それを、それを全て壊したのは あたし‥ あたしを守って落ちた美祐 "生きて償ってよ!" さっきのその言葉が頭をよぎる 「くっ‥償うから償うからだから死んだらだめぇ」 狂ったように泣いた 救急車に載せられ病院に運ばれていく 美祐をみながら 狂ったように‥ 「美祐は!?美祐の容体は!?」 さっきからずっと興奮している祐也‥ 「っくそ‥、なんで、なんで離しちまったんだよ‥俺のくそやろう」