その瞬間、 私の体は何かに乗っ取られたように 走りだしていた ドン チュ‥ 「っんっはぁ」 「っん」 「な、なんで?」 そう、祐也の‥唇を奪ったのは‥ 華ではなく私だった 唇を離すと突然の私の出現に驚く華 そして急に唇を奪われて固まる祐也‥ 「華!いいかげんにしなさいよ」 未だに自体が飲み込めないのか ボーっとしている華に怒鳴りこむ そして‥ パチン