「来美…くるよ。」

「うん、普通だから」

「だよね」

どうしよう、こっちにくる
なんだかすごく緊張する

もう私達のことなんとも思ってなかったら
どうしよう。

こわい…

でも、

"あえて嬉しい"

そして、美祐ねぇは私達の目の前までくると
もう一度

「亜美、来美…」

そうつぶやいてまっすぐに
私達と目をあわせた

"おねぇちゃん"