コクリと頷く



「途中で、止められねぇよ?」



「・・・うん」



そう返事をすると颯がゆっくりと近づいてきて、私の唇にキスをおとした


だんだん深くなるキスを身をゆだねた



しばらくして唇が離れるとお姫様抱っこで、ベッドに連れていかれた




「今なら止められるよ?・・・」


「颯だから、大丈夫」




いつもは強引なのに大切な場面では必ず私の意思を尊重してくれる颯だから、



私のことを一番に考えてくれる颯だから、



不安だし怖いけど・・・




「大丈夫」



私の返事を聞いてフッと優しく微笑むと、私を安心させるかのようにキスをしてベッドにおろした



「愛夢、愛してる」



ベッドの軋む音と、颯の声が大きく聞こえた



うん


私もだよ



だから・・・


これから先

ずっとずーっと


私だけを愛してね