「愛夢」
優しく名前を呼ばれる
「そ、う・・・」
「・・・まだ高校1年だし、この年でこんな事いうのは重いってわかってる・・・でも、今もこれからも俺にはお前しか考えられねぇ」
颯・・・
「今は断ってくれても全然いいし、気持ちが追いつくまで・・・いつまででも待ってるから」
断る?
ううん。
だって私には、今もこれからも颯しかいない
「よ・・・よろしくお願いします」
そう返事をした瞬間、力強く抱きしめられる
「・・・・・・嬉しくておかしくなりそう・・・」
そんなことを言っている颯が可愛くて
思わず笑顔が溢れた



