実はもう一つ、プレゼントを用意していた
「あの・・・これなんだけど・・・」
同じブランドのピアスを差し出す
「片方・・・?」
そう。
私が差し出したのは、片方のピアス
「・・・お、お揃いで付けたいなぁって・・・///」
そう言って私の耳に付いているピアスを見せる
でも、恥ずかしくてすぐに顔を両手で覆った
「・・・っ///・・・それ、反則だろ」
そんな声が聞こえてきたかと思ったら、温もりに包まれた
「・・・すっげぇ嬉しい・・・愛夢、可愛すぎて困るんだけど・・・ってか、愛夢ってピアスの穴あけてたっけ?」
フルフルと横に首を降る
実は・・・
「お揃いでつけるために・・・あけた」



