いつだって






・・・どのくらいの時間がたったのだろう




何か言いたそうな愛夢



でも、口を開いては閉じるの繰り返し



何か言ってくれるのをじっと待っていた



でも・・・


愛夢は何も言わない




やっぱり無理だよな


幼なじみから恋人になるなんて・・・


ごめんな、困らせて



沈黙を破ったのは俺だった



「・・・・・・ごめん。聞かなかったことにしてくれていいから・・・」



そう言って歩き出す