水男(ミズオ)

昼休み亜美と俊介は
2人でどこかに行った。


俊介はどうかしている。


恋人が失踪したばかりなのに
亜美にちょっかいをかけるなんて。


亜美はそれでいいのか?


おかしいとは思わないんだろうか?


高山の頭の中で
入り混じった思いが

渦巻いている。


やがて高山は
目を見開いた。


紫煙が渦巻く天井を見上げながら
つぶやく高山。


「俺があいつの化けの皮を
剥がしてやる。そして……」


亜美の目を覚ます。


そうすれば
自分の思いも伝わるかもしれない。


雑用を賭けて
じゃんけんをしたときの

亜美のいたずらっぽい笑顔が
忘れられない。


笑顔になる高山。


その時突然背後で
声が響き渡った。


「ボクのスレは
あなたが立てたんですか?」