水男(ミズオ)

こいつを死体にした後は
どこから切ろうか?


首か?


足か?


それともやっぱり
腕だろうか?


大きな肉切包丁も
そろそろ研がなければいけない。


俊介は目の前の亜美に質問する。


「亜美さんは料理とかするの?」


赤い顔をした亜美は
大げさに首を振る。


「ぜーんぜん。包丁ももったこと
ないんですよ」


そう言って笑う亜美。


「俊介さんは料理とかするんですか?」


俊介は微笑んでうなづいた。


「得意だよ」


俊介の口角が一瞬上がる。


「特に肉料理は得意なんだ」