――目覚めは悪くない。けど怖かった。
もし、有希乃を具現化したのが夢だとしたら、これほどのどっきりは他にない。
どうやら自分のベッドで寝ているようだ。
もしあれが夢でないのなら、有希乃に運ばれたということだろう。
とりあえず体を起こした。
すると部屋には一人、奈々が本を読んで座っていた。
「ひどいなー、私が木下さんじゃなくてガッカリしてるのが思いっきり顔に出てるよ」
「……いや、その」
本を閉じて奈々は困ったようにいう。
確かに奈々は悪くない。けどがっかりなのは正直にそうだ。
この“部屋”には有希乃はいない。見渡す限りどこにもいない。
「木下さんを探すなら共有化した神素をたどればいいんだよ」
……共有化した神素か、なるほど繋がっている以上、どこにいるかは分かる。
この部屋で探すんじゃなくてこの屋敷で探せば大丈夫か……っておい。
「奈々、なんでそんなこと知ってる」
「木下さんが言ってたから」
もし、有希乃を具現化したのが夢だとしたら、これほどのどっきりは他にない。
どうやら自分のベッドで寝ているようだ。
もしあれが夢でないのなら、有希乃に運ばれたということだろう。
とりあえず体を起こした。
すると部屋には一人、奈々が本を読んで座っていた。
「ひどいなー、私が木下さんじゃなくてガッカリしてるのが思いっきり顔に出てるよ」
「……いや、その」
本を閉じて奈々は困ったようにいう。
確かに奈々は悪くない。けどがっかりなのは正直にそうだ。
この“部屋”には有希乃はいない。見渡す限りどこにもいない。
「木下さんを探すなら共有化した神素をたどればいいんだよ」
……共有化した神素か、なるほど繋がっている以上、どこにいるかは分かる。
この部屋で探すんじゃなくてこの屋敷で探せば大丈夫か……っておい。
「奈々、なんでそんなこと知ってる」
「木下さんが言ってたから」

