瑠衣と夢羽の間に割って入り、会話をする。
そんな事を続けていた昼休み。
舞美に元気がないように見えてあたしは声をかけた。
「舞美、どうしたの?」
机の上にお弁当を広げてぼんやりしていた舞美が、ハッと顔を上げた。
「モコ……」
「モコが舞美をほっとくから、舞美は寂しかったんだよねぇ?」
横から楓がそう言ってきて、あたしは目をパチクリさせた。
確かに、昨日からあたしは夢羽と瑠衣の間に割って入って会話をしているから、
休憩時間に舞美と会話する時間が減っている。
「そうなの?」
「そんなんじゃないから、大丈夫だよ」
舞美は元気がなさそうにそう返事をした。
「あれ? 違ったの?」
楓が首を傾げる。
「最近、冬が休んでるでしょ。それが気がかりなんだよね」
そう言って舞美はあたしから視線を外した。
その視線の先には冬の机がある。
そんな事を続けていた昼休み。
舞美に元気がないように見えてあたしは声をかけた。
「舞美、どうしたの?」
机の上にお弁当を広げてぼんやりしていた舞美が、ハッと顔を上げた。
「モコ……」
「モコが舞美をほっとくから、舞美は寂しかったんだよねぇ?」
横から楓がそう言ってきて、あたしは目をパチクリさせた。
確かに、昨日からあたしは夢羽と瑠衣の間に割って入って会話をしているから、
休憩時間に舞美と会話する時間が減っている。
「そうなの?」
「そんなんじゃないから、大丈夫だよ」
舞美は元気がなさそうにそう返事をした。
「あれ? 違ったの?」
楓が首を傾げる。
「最近、冬が休んでるでしょ。それが気がかりなんだよね」
そう言って舞美はあたしから視線を外した。
その視線の先には冬の机がある。