エルと菫も、挨拶をしている。



「あら、どーも、菫さん。相変わらずキツい顔してるわね。」



「あら誰の子供かと思えばエルだったのね。相変わらずね。初めて会ったとき

から身長変わってないところが。」



お互いににらんでる...?

仲はそんなに良くないのかも...。




そしてベルギーが突然癒樹の腕を引っ張って、説明してくれた。


「んで、このちっこい男は女王にちっちゃい頃からつかえてるやつなんだっ

け?」




癒樹は、「ちっこい言うな。」と言ってベルギーの腕を振り払った。

そして自分から説明をしてくれた。




「俺はちょうどありさが追い出されて日から雇われたんだ。将来役に

たちそうだからって...。ちょっと理由はよくわかんないけど、それから

ずっと働いてる。」