「…あいつら勝手に決めたのかよ。 夏休み入る前からお前は輝蘭の姫に なってんだよ」 「はいぃぃ?!!!!!」 …まぁ、好都合だな。 「と言うか、だから私は イジメされてたんですね」 「イジメ?!!! け、怪我とかはねぇのか?」 「大丈夫ですよ。 靴箱に最悪なラブレター入っていたり、 教科書が無くなったりするだけで 他には何もありません!」