「ひーめー!」



「あ、うん。行こうか。
じゃあ、また後で会いましょう」



「うん」





綾枷君は悲しい顔して海に走っていった。





「叶夢君ありがとう♪
僕も会うのはちょっと嫌だったからね…」



「俺もだ」



「…僕も」





みんなより先に帰ろうか。
これ以上いると嫌でも会いそうだし。


ちょうど近くにいた帰山君に先帰ると
伝え、私に話しかけられて嫌そうな顔を
してたから少し喧嘩売って帰ってやった。