柊君と一緒にさっき私が寝ていた部屋に
戻ると、綾枷君と白石君、帰山君がいた。





「どこ行ってたの〜?」



「あの部屋のちょうど前にいた」



「…入ってないよな?」



「あぁ」





…輝蘭、やっぱり私に力は
貸してくれないの…?


私に、消えて欲しくないの…?




これは、私が願っている事なのに……。