「じゃ、またね」



「あぁ。目が覚めたらすぐに来いよな」



「理緒、、じゃなくて姫。
また10年後な」



「姫ちゃんまたね♪」



「…帰ってこいよ」





私は微笑んで、倉庫を出た。





「姫」



「どうしたの?」





…乃、なんかおかしい。





「え、えっと…」



「乃??」





下を向いてる乃の顔を覗き込むと
その顔は真っ赤。