「それでは姫が!!」



「消えないって願えば大丈夫だよ。
言っても消えないって願えば、
私はあの世界でも見えると思う」




"それが、姫の願いですか?"




「はい。今できた、私の新しい願いです」




"…では、行ってきなさい。
仲間が待っているのでしょう?"




命様っ…!!




"王女の願いの時は必ず、
戻ってきてくださいね。"




「はい!ありがとうございます!」