今その状態なんですけど。 「時期王女がこんなので 死ぬはずありません。 瑠稀、目を覚ますまで見守りましょう?」 「…わかった」 「瑠稀、もう遅いです。 寝ましょう」 「…うん」 お兄ちゃんと心姉、 未雲さんの気配が離れて、 消えていった。 フワッと風が吹き、柔らかな何かが 私の頬に当たった。