「…で、どうする?」





翼をしまったお兄ちゃんが
首を傾げて言った。





「勿論、文化祭!!!
2Aに早く行くよ〜!!」





青凛が音楽室を飛び出ていって、
私達は飛び出していった青凛を追いかけた。



って、ウィッグとカラコン!!



勿論、後から気づいた私達は
きちんとウィッグとカラコンを付け直した。





「姫、これからは僕もいるからね」



「うん!!」