そう言うと帰山君は目を見開く。 「まぁ、もうその願いは叶った…のかな」 「でも、姫は、玉はある…」 「叶夢だよ」 私の隣でニコニコする叶夢。 「心さん、お願いします」 "えぇ♪" 心姉は微笑んで、手のひらから 純白の1枚の羽を出した。 フゥと息を吹きかけると、 軽い羽は金色に輝き、 フワッと舞いお兄ちゃんの手のひらに 舞い落ちる。 お兄ちゃんは金色に輝く羽を 両手で水をすくうように持ち、 そっとキスをした。