LOGICAL PURENESS―秀才は初恋を理論する―



いつもの待ち合わせ場所で瑠偉と合流した。


情報の速い瑠偉は、魂珠を抜かれた動物や人間のことを調べ上げていた。



「徘徊中だった変な動物は、生気が戻ったらしい。とはいえ、もとが野良だったからな。

これからどうなるか。買われた記録がハッキリしてるぶんは、文天堂家に返されたみたいだけど」



人間についても同様。


生気は戻ったけど、記憶の有無は人によってばらつきがある。


身なりから推測できたとおり、大半は、家にも学校にも寄り付かない不良少年少女だった。


どこで何をしていようと、誰からも探されていなかったという。



「ところで、あのお坊ちゃんはどうなりました?」



瑠偉は、しかめっ面で笑うような、微妙な表情をした。