LOGICAL PURENESS―秀才は初恋を理論する―



自分で自分を制御できない。


いつからぼくは恋をしていたんだろう?


リアさんと出会った最初から惹かれていたのなら、ずるいと思う。


ぼくに勝ち目はない。


惚れた弱みという言葉があるけど、それだ。



「バカですよね」


「何が? てか、誰が?」


「ぼくが」


「恋したら、誰でもバカになるよ」


「自分がそうだとは知らなかったんです」


「今、全力で認めた」


「……認めたほうが楽になる気がしたので」



姉であるリアさんが女性として見られるのは複雑だと、以前、理仁くんは言っていた。


その後、ぼくならかまわないと、リアさんのことをお願いしてくれた。



どちらが本心なんだろう? どちらも本心なんだろうか。