ごほうびにデートしてください。
あなたに触れるための鍵を、ください。
あなたをぼくだけのものにしたい。
あなたの力になるための方法を、ぼくに教えてください。
自分がリアさんに告げた言葉が、頭の中でリフレインする。
赤面ものだ。それ以上だ。
他人に知られるわけには、絶対にいかない。
「海ちゃ~ん? 何て言ったの~?」
「お、教えられるはずないでしょう!」
「ってことは、何か言ったことは確定だ。熱~いセリフを吐いちゃったわけだね?」
「う」
「じゃなくて、セリフは甘~い系かな?」
「いや、その」
「それとも、年下男子の武器を最大限に活かして、かわいくお願いしまくった感じ?」
「えっと」



