不意打ちだ。 米粒が気管に入ってしまって、ぼくは思いっ切り咳き込む。 測定が可能なシーンはあった。 リアさんが後ろからぼくに抱き付いた、あのときだ。 ぼくがリアさんの体の柔らかさと弾力を感じたように、リアさんにもぼくの体の骨や筋肉の硬い質感がわかったはずだ。 「さっきからさ~、海ちゃん、いちいち怪しいよ? 姉貴の話を出すたびに赤面すんの、気になるんだけど。二人きりのとき、何かあった?」 「いえ、別に……」 「その反応、絶対に黒! 姉貴に何て言ったのかな~? すっげー気になる!」