まだ眠いせいもあって、意識がどこか心もとない。
ぼんやりしてしまう。
ココロの中での出来事は、夢と呼ぶべきなんだろうか。
みんなは、ぼくと同じようにすべてを覚えているんだろうか。
「海ちゃん、考え事?」
「まあ、少し」
「しっかし、細いのによく食べるよね~」
「体の使い方の問題で、消費が速いんですよ」
「座標どおりにピッタリ動く、あの動き方?」
「全身の筋肉を緊張させないと、あれはできないんです」
「海ちゃんの細さ、姉貴がうらやましがってた。ウェストがめちゃくちゃ細いとかって。身体測定でもした? てか、脱いだ? いつの間に何したの?」



