「察するに、黄帝珠自身なんでしょうね。禁忌を冒したのは、預かり手と呼ばれる人間ではなく黄帝珠。
明確な人格を持ったり、預かり手の肉体を乗っ取ったりと、かつても好き放題にやったんでしょう。運命の一枝を揺さぶるほどの影響力に、四獣珠が危機感をいだいた」
【玄武、その気取った口をいつまでも利けると思うな! 怨んでやる……怨んでやるぞ。
人間に感情の存する限り、我が司る怨みは不滅。四獣珠、きさまらの引き合うチカラの中心に、我は必ず復活する!】
煥くんが二つ目の破片に白い光を突き込んだ。
「復活するなら、そのときは、またぶっつぶしてやるだけだ」
【き、消えていく! 我が存在が、我がチカラが、ああぁぁ……!】



