煥くんは容赦なく、白い光の三角形を黄帝珠に突き立てた。
二本同時に、一点を狙って。
黄金色の破片が割れる。
さらに新たなひびが走って、また割れる。
白い光に焼かれながら、細かく砕けていく。
聞き苦しい悲鳴が神経を引っ掻く。
破片は、一定未満の小さな粒子になると、存在を保てないようだった。
試験管の中で起こす水素爆発みたいな、頼りない爆発音が連なる。
黄金色の残光も消えていく。
【白虎、また今回も、きさまぁぁああっ!】
「またですか? かつて同じことが起こったと?」
「オレの先祖がこいつを割ったのか。もっとキッチリやっておけよな」
【我を侮辱するなぁぁああっ!】
「侮辱じゃねえ。軽蔑してんだ」



