LOGICAL PURENESS―秀才は初恋を理論する―



「別に、そういう説明をしてもらう必要はないと思うんですが」


「それなりに前説があったほうがよくない?」


「何の前説ですか?」


「え、そりゃ、そーいう夜を過ごすことになった場合の」


【そーいう夜って生まれたままの化粧も覆いもない姿で愛を情熱を欲……】



シャットダウン!


ぼくは顔の熱さを無視して、冷静なふりをした。



「地雷を踏みましたが、止め方も覚えました」


「みたいね~。そもそも、あんまり声を洩らさなくなったよね。あっきーの『好みの顔』発言で暴発するんじゃないかと期待したけど」



いちいち聞かれてたまるものか。