LOGICAL PURENESS―秀才は初恋を理論する―



結果として、予告どおり四回目で一つ取れた。


六回目で、もう一つ取れてしまった。



「ありがとう! すごいね、きみ」



両方の手のひらに一つずつぬいぐるみを載せて目を輝かせる彼女は、なんだか少女っぽく見えた。


セクシーでスタイル抜群な年上の女性なのに、不思議な人だ。



ぼくは、ぬいぐるみのタグを見た。


細かい字で、モデルとなった鳥が紹介されている。



「イヌワシ、ですか。アルタイ山脈あたりでは狩りに使われる鳥。レッドデータブック掲載の希少種シリーズ、と書いてありますね」



でも、決してかわいくはないと思う。


この笑い方、生意気というより嫌味だ。