君を愛さずには いられない

ロスからモントリオールは

国内便で数時間だ。

北米での移動手段に飛行機は

日本の路線バス並みに普通だ。

モントリオールは北米のパリと言われるだけあって

街は特に美しかった。

まさか1泊2日で招待されるとは思わなかった。

市街地にある河村の両親が住む家へは

空港からレンタカーを使った。

俺は初めて河村が運転する車に乗り

違和感を味わった。

「ゲストに運転はさせられません。」

彼女はそう言ってハンドルを握った。

ランチ前に着いた。

デカい家だ。

どっしりとしたログハウスのホテルのような感じと

回りの芝がまるでゴルフ場かと見間違えるほどあり

その向こうに緑の森林が続いていた。

他のゲストは午後から来るらしいと聞いた。

俺は河村の両親に

特に母親に熱烈なる歓迎を受けた。

片言の日本語で俺に飛び付いてきた。