「よかったですね」
私は、笑顔で話を聞くしかできない。
この人の前で涙を流すことは許されない。
「それで!これって、これって脈ありだと思う!?もし、脈ありだったらー、もうすぐ卒業で会えなくなるし、告白しようと思って!」
告白…
脈あり…
やばい。
泣きそう…
花央さんと食事にいって、デートするって考えただけでも辛いのに、告白なんて…
「…も、もし、脈なしだったら…?」
「……、脈なしだったら…、俺は花央さんと友達でい続けようと思う…。告白してふられて、気まずくなるくらいなら、告白しない…
またチャンスを窺うよ…」
「わかり、ました…」


