大学2年 さよならの季節


「よかったですね」


私は、笑顔で話を聞くしかできない。

この人の前で涙を流すことは許されない。



「それで!これって、これって脈ありだと思う!?もし、脈ありだったらー、もうすぐ卒業で会えなくなるし、告白しようと思って!」


告白…
脈あり…


やばい。
泣きそう…
花央さんと食事にいって、デートするって考えただけでも辛いのに、告白なんて…



「…も、もし、脈なしだったら…?」


「……、脈なしだったら…、俺は花央さんと友達でい続けようと思う…。告白してふられて、気まずくなるくらいなら、告白しない…
またチャンスを窺うよ…」


「わかり、ました…」