お昼はお母さんが作ってくれた沢山のお弁
当を家族3人で食べるはずなのに、なぜか
遥夏もいるんだけど?(笑)
「遥夏君、みのりちゃんと龍樹君仕事で来れないみたいだからお昼は一緒に食べましょ!二人とも楽しみにしてたのに、残念。でもばっちり撮ってるからね♪」
「はい。ありがとうございます。頂きます。」
なんか、こうやってみんなで食べるの恥ず
かしくなってきたな、高校生もこうやっ
てご飯って食べるんだろうか(笑)。
周りを見れば浮いてる気がする…。
さて、お腹もいっぱいになったし!お昼
からリレー頑張ろう!!
「心優、リレー楽しみにしてるからな!頑張って走れよ!」
「ありがとうお父さん。頑張ってドベにはならないようにするね!」
「母さんはゴールラインにいるからね♪」
「私はアンカーじゃないからゴールへは行きません笑」
よし!リレーだリレー!っの前に、午後の
競技がまだ残ってる。私は、花蓮さんと一
緒に人混みの少ない、静かな木の下のベン
チへいって応援した。
「続いては、借り物競争です。…ー」
体育祭恒例種目の1つ目が始まった。
メガネや帽子の在り来たりな者もあれ
ば、自転車やヘルメット被ってる人など一
筋縄ではいかない借り物もあった。借り人
もいるんだ(笑)
あ、遥夏の番だ。
遥夏は何を借りるんだろうな…。


