心優の両手にはどっさりと品が入った買い
物袋を持っていた。
今日早く帰るんじゃなかった…。
俺は心優が持っている片方の袋をもった。
にしてもどんだけ買ったんだよ(笑)
「えへへ、今日特売忘れてて色々買っちゃったよ。丁度切れてた物あったし。あ、シャンプーの詰め替え入れとくね!」
「ありがとう。」
心優は浴室に向かった。
……ん?待てよ。浴室にはたしか…
あ!まずい!!飛鳥と桜花が!!!
「っきゃあーーー/////!!!!!!」
遅かった。俺はすぐさま浴室へ向かった。
心優はしゃがみ込んでうずくまっている。
耳まで真っ赤になっていた心優の様子を風
呂から上がって腰にタオルを巻いている上
半身裸の飛鳥は顔を赤くして驚いてい
た。そりゃいきなり心優が入ってきたから
なぁ(笑)
「み、心優ちゃん///!?」
「み〜ちゃおかぁり!」
「ご、ごごごごめんね!居るって知らなくて////!!!!」
俺は心優に弟達のいきさつを説明した。
「ー…だから今日1日泊まることになったんだけど、ごめんな?俺も今日帰って知ったから心優に伝えれなかった。」
心優は首をぶんぶんとふった。
「い、いいよ!全然。この家は広いし人が一人二人増えた方が楽しいから!」
話を終えると飛鳥と桜花は挨拶をした。
「心優ちゃん会えて嬉しいよ。今日1日よろしくお願いします。」
「ねがいしましゅ〜。」
心優はにっこり笑顔で答えた。
「飛鳥くん。桜花くんよろしくね!」
…心優可愛すぎんだろ///。
「さてと、私は急いで夜ご飯作るね!遥夏もお風呂入っておいで。飛鳥くんはゆっくりくつろいでて!桜花くんは何しようかぁ。」
「ちゅくる〜!」
えー!
心優は驚いた顔をしていた。
飛鳥から聞いたところ桜花は最近保育所で
親とクッキングをした。だから最近家で親
と料理作ってくれるらしい。桜花の中で料
理はブームなんだろうな。
「じゃあ桜花くん一緒に作ろうね〜!」
「はぁ〜い!」


