教室の鍵をしめて先生へ渡しに行った後私
は花蓮さんと帰ろうと探した。
すると、私の前に二人組の女の子が私の方
へやってきた。そして、
「話があるの。」
と一人の子が私に告げる。
もう一人の子は、無言でいる。
二人は私を図書室まで連れて行く。
え。今から何が起こるやつなの?普通な
ら、普通の呼び出しの一般的の常識なら体
育館裏でやりあうもんよね。そもそも体育
館裏って常識なの(笑)。いやいや、屋上
でもありかもしれない!だって初日がそう
だった。なのに、なのになんで図書室に呼
ぶの?(笑)
あ。もしかしてこの子達は私と友達になり
たいのかしら。そして、一緒に本でも読み
ましょ!って誘うつもりなのかしら。
まぁ、まずないわね(笑)。
私は黙って図書室の中へ入りドアを閉め
立った。二人はこっちへと手招きし私を誘
導させる。行き着いたのは奥の個室だっ
た。
そこに待っていたのは昨日のリーダーぽい
人だった。


