「緒川くんがいいと思いまぁ〜す。」
その発言をきいたクラスの子達が食いつい
た。
「先生!私副委員長するぅ!」
「緒川くんが委員長でぇ、私がぁ副委員長!。」
「ずるいわたしするもん。」
「緒川くぅ〜ん私を推薦してぇ!」
次々とクラスの子達が遥夏と同じ委員をし
たいと言い争いをしている。遥夏、やると
も言ってないしその前に寝てるし(笑)。
こういうのなんか少女マンガの展開みた
い。私は人事のように自分も寝ようと伏せ
た。
そうだ、図書委員でもなろうかな。
ふと、思った。
そして私の意識は夢の中へ消えてしまっ
た。


