「ダメだなぁ心優ちゃん。ちゃんと下さいって言えよ。ほれほれ〜欲しんだろ?」


…な。なんだこのドSは…。



「パンを…く…下さぃ…。」


「何?聞こえない。」



コイツ楽しんでる。もうどうにでもなれ。


「パンを下さい!お腹へってるんです!」



あ、叫んじゃった。


休憩していた生徒たちが私を見る。


あぁ…恥ずかしい////。


「そんなに腹減ってたんだな。はい。」



遥夏はお腹を抱えて笑ってどっかに行って



しまった。



…きぃ!腹立つ〜!!!



プリンなんて買ってやらないんだから!



まって、遥夏ってお昼どうしたんだろう。



まぁ、疑問に残るけどいっか。



私はパンフレットを見て屋上へ行った。