「お、お父さん?お母さん?今までのこと整理するね?」


「あぁ。いいぞ。」
「えぇ。いいわよ?」


「まずは、お父さんがハワイで仕事する事になったこと。次は、お母さんがお父さんが行くハワイに付いて行くこと。最後は、私が明日から遥夏と暮らすこと。っであってる?」



私は、隣にいる遥夏を指差して聞いた。



「えぇ。あってるわ心優ちゃん。」



お父さんは真剣な顔で私に向かってこう 



いった。



「急な事で心優には悪いと思っている。だから、傷つけてごめんな。だけど、仕事をするためにハワイに行くことをわかってほしい。」



「ううん。急な話で今でもびっくりしてる。けど、1番はお父さんとお母さんが明日から居ない事が寂しい。」




私は涙を流していた。