お昼にちょっとシャレたカフェでパスタを
食べて私は書店へ向かった。
「あの~、ちょっと良いですか~♪」
誰かに声をかけられた。振り向くと二人の
男の人が立っていた。一人は黒髪のロング
で後ろに束ねている。もう一人は茶色のロ
ン毛で眼鏡をかけている。いかにも学生で
ある。
「おっ!やべ~可愛いじゃん♪」
「ラッキー♪」
「あ、あの何ですか?」
黒髪ロングが私の手首を掴んできた。
「ねぇ、一人ならこれから俺たちと遊ぼう
よ~♪」
「俺たち奢るからさ♪」
これって、ナンパ?どうしよう。対処法分
かんないよぉ(泣)
私が困っていたその時、
「俺の彼女になんのようですか?」
その人は、私の手首を掴んだ黒髪ロングの
手を掴んで振り払った。
「っち、彼氏連れかよ。」
「行こうぜ。」
二人の男は去っていった。


