言われた通りに ソファーまで行く。 懐かしい音が 私の眠気を誘い 寝てはいけないという思いとは 反対に瞼は閉じてしまった。 ーーーー 「鈴美、起きろー。」 「………」 「はぁ…。あと5分だけだぞ。」 お母さん…? あったかいなー。 私の頭を撫でる手。 無意識にその手を取り ギュッと握りしめて また深い眠りに落ちた。