そのおかげで 誰にも家出だとは 気付かれずにすんだ。 テクテクと歩いて 路地裏に帰る。 思ったより近かった。 また、黒豹時代が蘇る。 大丈夫。 私は1人でも大丈夫だ。 今までそうやって過ごしてきた。 この胸の痛みはきっと……。