「みっ、美香…。お前は本当にバカだよ。なんで俺なんかの助けてくれたんだよ。でも、お前に会えたから俺変われたんだよな。俺、頑張るからな!お前の分も生きるからな。だから、安らかに眠ってくれ。本当にありがとう…」
祐希は涙ながら一生懸命に美香にお礼を言った。聞こえてないのは分かっていた。それでも一生懸命、一生懸命だった。祐希はその夜 夜通しずっと涙を流しながら酒に酔いしれて過ごしたのだった。