「秋奈、移動」 「うん。分かってるよ」 携帯片手に教科書とかを持った六花が席の近くまでやってくる。 朝から生物とか…先生の頭がキラキラしてるよ。 「理紗、移動しよ?」 「ん~」 何とか立ち直ってくれた理紗と一緒に教室を出る。 六花は後ろからついて来てるけど、ずっと携帯を見てるから話に加わろうともしなかった。 そのまま移動して、頭がピカピカな先生の授業を受けた。