「ここ久しぶり、だな」




別に何を話すでも無くただ気まずい沈黙のまま桜の木がある公園に着いた




今日でホントに晋太郎とはさよなら




「ん?どーした?」




何も話さない私を不思議に思って振り返る




「何でもないよ」




「そっか。」




「……」




「……」




なんて言えばいいんだろう